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不動産を相続でわけるのは難しい

人がなくなるということは、とても悲しい事ですが悲しいと思ったあとは直ぐに現実が待っています。そのひとつに、相続のことがあるということです。葬式を終了させて、親族が集まった時にその話をすることもあり、その後に改めて集まって話をすることもあります。円満に相続できるといいのですが、兵庫県の顧問弁護士が言うにはそんなことは少ないようですね。

私の母親も、相続をすることになりその相続をするのがお金ではなく不動産でした。不動産を、子供8人で相続をするということになります。お金だったらとても分けやすいですね。しかしその時は、お金はなく不動産だけでした。ほとんどの相続人は、お金を期待することになります。しかしそれは、不動産だったので仕方がないかと思っていたのです。

しかしその不動産を多くの人数で分けるのは、とても大変でした。それを分配することができないのです。お金のようにできればいいのですが、できないので未だにもめています。それは、モヤモヤした気持ちですね。

相続税対策で父親が一時払い終身保険に加入していました

私は3年前に父親の財産を姫路市で相続に強い弁護士に相談し兄と二人で相続しました。その時の体験談をお話します。

私の父は金融関係に勤めていたので割とお金とか相続には知識があるようでした。その父が生前、自分の財産を私と兄が相続する時のために、相続税を少なくする目的で一時払い終身保険に加入したと言っていました。一時払い生命保険とは保険料を保険会社に一括で入り、被保険者である父に万が一のことがあった場合、生命保険会社から予め決めていた死亡保険金が遺族に入る仕組みです。実際に父が亡くなり、死亡保険金受取人である兄は死亡保険金を受け取りました。仮に一時払い終身保険に加入した時に払った保険料をそのまま現金で保有していた場合、私と兄にはそのお金はそのまま相続財産として課税がされます。けれども生命保険会社から受け取る生命保険金には非課税枠があるので、現金で相続をするよりは相続税が圧縮出来るのです。そのおかげで私と兄は相続税負担を軽減することが出来ました。また、一度生命保険会社から兄が生命保険金を受け取りましたが、その後法定相続分は兄から私はお金を受け取ることが出来たのです。世間では相続と言うと何かと親族間で揉めたりしますが、私と兄の場合は父がしっかりと相続対策をしてくれていたおかげでスムーズに遺産相続をすることが出来ました。