今考えると完全にブラック企業だったデザイン事務所

以前、働いていた個人経営のデザイン事務所での事です。そこはポスターのデザインやちょっとした印刷物のデザイン、キャラクターの作成などを細々と行っている会社でした。小さな会社でしたので、話題のタヒボ茶の美味しい飲み方に詳しい社長を含めて3人ほどで頑張っている会社でした。こうしたデザインの仕事に憧れて就職した会社だったので少しくらい条件が悪くても働いていたのですが…段々と条件の悪さがエスカレートしていきました…。まずお給料も手取りで13万くらいです。後は出来高制。そして労働時間、これはもう無茶苦茶です。普通の企業ならば8時30~17時くらいが通常でしょうが、事務所では23時くらいまで働かされる事も珍しくありません。帰宅するのは深夜1時過ぎの事もありました。締切が近い時は帰宅さえ許されず徹夜でPCに向かって作業です。
しかし社長は事務所が自宅も兼ねているので部屋に行って、自分だけしっかり寝ています。社員は徹夜だというのに(笑)そしてこれだけ残業させておいて残業代が、ほぼカット!ありえません(笑)当時は若く、憧れの仕事だから頑張らないと!と思って働いていましたが今考えると完全にブラックですよね。
こういう個人の事務所では、結構こういう所があるのではないかと思います。勿論良い会社も沢山ありますが気をつけて職場を選びたいものです。労務関連の法律もよく調べておきましょう。