信じられないほどのサービス残業

信じられないほどのサービス残業

私自身の苦い経験として、過去にサービス残業が当たり前のようになっていたことが挙げられます。本当に厳しい日々が続いていたことを明確に覚えています。私は、誰もが知っている規模の大手ファミレスに勤務していましたが、姫路の労働問題専門の弁護士も驚いていた、あり得ない勤務体系になっていたのです。毎日、朝から夜遅くまでの勤務を余儀なくされていました。一応、朝の9時から夕方の18時までが正規の勤務時間となりますが、朝は8時までに店舗に入ることが暗黙の了解となっていたのです。そして、夜は18時で帰れることはまずありません。早くても20時まではいなくてはいけないようになっています。
気になる残業代については、毎月3万円までと決められており、それより多くの金額が支給されることはありません。仕事が終わらなければ、それだけ能力が足りないというふうに判断されてしまうのです。タイムカードのようなシステムはなく、店長が全スタッフの勤務時間を本部に報告するシステムになっていました。私は、あまりの忙しさに参ってしまい、退職を決意しました。

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