私が正社員として就職した居酒屋では、1日の残業時間の上限が決まっていました。
いくら毎日のようにその上限を超えて残業しなくてはならなくても、それは本人の力不足と片付けられ、残業は強制されました。
週末は居酒屋は混むので、どう頑張っても毎週末残業時間の上限は超えていましたが、最初から残業時間をここまでしかつけられないとシステムがなっているので、実際に働いてもサービス残業となっていました。これについて本社の労務担当は相談とかされなかったのでしょうか。
そんな日々の仕事で、家に帰ってもお風呂に入って寝てまた起きたら仕事の支度してすぐに出勤を繰り返し、遊ぶ暇がなかったのでお金だけは使われず貯まっていきました。
半休と言って、夜の9時までで上がっていい日もありましたし、9時から入るという半休もありましたが、それは半休と言っても早く来て手伝うとか遅くまで残って手伝うのが新人社員の勉強だと言われていました。
その為、半休といっても半日サービス残業にされているだけで虚しくなったのを覚えています。
飲食業はサービス残業は暗黙の了解という風潮があるので、周りもおかしいと思わない雰囲気があるから余計に辛かったです。
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