ブラック企業の特徴は、解かりやすいです。まず、募集要項に夢とかチャレンジ精神とか書かれてある場合は、要注意です。また、稼ぎたいとか実際より高い給与例を示している会社も間違いなくブラック企業です。次に、面接や研修内容についてなのですが、圧迫型であり、ストレス耐久テストを行うような感じです。ノーと言うことは許されず、意見を言ってもことごとく否定されます。つまり、社畜と言われるように会社の奴隷化するような社員に仕立て上げられます。それが無理なような社員は、パワハラや仕事を与えない等の対応をして、すぐに辞めてもらうようにします。仮に、3ヶ月の試用期間であっても、その前に辞めてもらうように嫌がらせを行ってきます。そして、実務に入ると、何も教えてくれません。親切心がゼロの会社は、ブラック企業の典型例です。失敗すれば当然怒られますし、絶対服従の環境に陥れられます。仮に、上司が間違っていても、部下のせいにされます。ホワイト企業では、きちんと研修して独り立ちできる状態で実務に入ります。また、聞くと、丁寧に優しく教えてくれます。実力世界とか体育会と言われますが、ねずみ講のような感じであり、自分にとって都合のよい部下(社員)をつくるシステムになっています。ただ、景気がよいとそのような会社では退職者が多いため、非効率になりすぎているケースも見受けられます。離職率の高い会社は、ブラック企業と考えて問題ありません。
著者について