中小企業で数店舗の眼鏡屋をやっていました。今は廃業してありませんが、当時、1店舗社員1名で、あとはパート、アルバイトで運営していました。
主婦パート、フリーター、学生などコンビニと変わらないシフトでやっていたので、実労働が8時間まで、週40時間までで組んでいました。
ただしどうしても、急な病気、急用、冠婚葬祭、子供がインフルエンザなどで交代することがあります。商業施設の中にあったので、簡単には休めません。
1日8時間を超えて働く場合、通常1.25倍の時給になりますが、一切払っていませんでした。
この問題としては、まずパートアルバイトの人たちが、自分たちも残業代で1.25倍の時給がもらえることを知らないため、それをいいことにそのまま通常に時給で1日9時間、10時間と勤務させていました。
途中で入ってきた従業員に指摘されたこともありましたが、社長に労務管理について相談すると、「おれも払いたい。ただ今の売り上げではその余裕はない」と、訳のわからぬ理由で、割増をつけていませんでした。
そのスタッフは、あきれて辞めていきました。
給与計算は外部委託でしたが、委託している先も、指示通りにしかできない、指示通りにやっている、と社長に指導する事もありませんでした。
働く側の知識不足を良いことに横行している事実は、ほかでもあるかもしれません。
40代男性会社員です。私が新社会人になった頃に勤めていた会社でのことですが、まさに今で言うブラック企業そのものでした。残業は毎日のように遅くまでしており週に1~2回は終電で帰宅し、土曜日も休日出勤するような生活でした。月の残業時間は平均で100時間ほど、ピーク時には200時間を超えることもあり、体調を崩して倒れ、結局は辞めてしまいました。周りの同僚も同じような状態で、中には寝袋を会社に置いている強者もいました。正直な話、仕事をして給料をもらうのは社会人であれば当然というかも知れませんが、毎日夜遅くまで仕事をして自分の余暇に使う時間までも犠牲にしなければいけないのかずっと疑問でした。しかも体調を崩して復帰してもねぎらいの言葉も無く、逆に休んだことを攻められたことに腹立たしく感じていました。そんな体調不良が理由になるはずもなくボーナスは休みが多いと言うことで大幅に減らされました。因みに同僚の中にはそんな生活に嫌気がさして、ある時突然いなくなる者、胃潰瘍で入院する者、精神的におかしくなる者など、とても人間らしい生活ができる会社ではありませんでした。労務で信頼して相談できる人もいませんでした。今ではあの時に辞めていなかったらどうなっていただろうか?と考えると怖くなります。
退社時間がとにかく遅く、自宅に着く頃には日付が変わっておりました。残業代はもちろん出ずでした。会社内のイベントは充実しており、楽しめるものでした。それを、会社説明会などで大々的に発表しており、来場者は多いです。ですが仕事についていけず、毎年のように5人以上の退職者が出ておりました。給料は手取りで15万程度でした。
実際、辞めるという判断が出来ず、困っていました。
たまたま、同じ部署の先輩が辞める事になり、同じような考えだったため、退職を考えました。私は、いくら好きな仕事でも、自分の体や精神的な部分を優先した方がいいと考えます。自分に100%合う仕事など存在しませんが、一度リセットして、少し休んで、ハローワークや転職サイトなどを使用し、職を探すべきです。また、探す際も、検討している会社をしっかりと調べてから面接を受けるべきです。
早めの決断が必要です。辛い環境下で働くのは、自分の体や精神的な部分に悪い影響を与えます。親や企業の労務に強い弁護士や、友人にアドバイスを求めるのがいいですね。ただ、その際は自分の意見もしっかりと伝えるべきです。
有給休暇を好きな時に取得できません。
入社半年後に10日間付与されますが、会社カレンダーにて本来休みになるGWとお盆を出勤日に設定され、そこで有給を使い休ませられます。 (得意先が休みなので出勤しても仕事ができないので必然的に休ませられる) 結果として好きな日に休むことができるのはわずか3日ほどとなっています。
有給取得率を上げるために会社が故意にやっている可能性が高いので労務問題専門の弁護士、労働基準監督署に行き実態を話した上で、改善するべきであるなら勧告してもらおうと思っています。
結婚後、子育てをしながら長く働きたいと思いこちらの会社に転職をしたのですがこのような状態ではとても結婚後に働き続けるのは難しいです。
労働組合がなく従業員の立場が弱い為、そのような組織に頼らざるを得ません。
自分自身は入社してまだ日が浅いので、状況をしっかり把握し内容をまとめた上で行動に移す予定です。
休みが取れない、残業代が付かないなどの状態は会社が利益を優先し、従業員を大切にしていないと思っています。
会社に大事にされている従業員は皆親切で困っていると助けてくれますが、自分自身の身が不安定であったり、大切にされていないと感じている従業員のいる会社は皆自分を守ることに必死で成長性がないと思います。
入った会社はごく固いタイプの中堅企業といったところで、技術職のサポート業務ということのはずでありながら入社直前「変更になりました」。いきなり入社直前に社長秘書ということで勤めろと言われたのです。他を断ってしまっています。何より就職しないと先がない。とにもかくにも入ってなんとか頑張ろうとするしかなくなりました。
入る前からこのようなので続く内容はなかなかひどいものでした。まず就業者の中に名前がないのです。どこをひっくり返しても自分はいないことになっている。人事に問い合わせても「社長命令だから」でおしまいです。社員として幻にされながらなんと次は名刺を作ってもくれません。あいにく名刺がないと困る場所でもありました。名刺をくださいとおっしゃる他社の方には部屋に転がっていた大昔の他の人の名刺を引っ張り出して渡してその人の名字を名乗っておかざるを得ませんでした。
社長の気まぐれだけで時間を過ごさなくてはなりませんから何もかもが社長の虫の居所次第。就業時間中に何を思ったかわかりませんが「置き去り」をされたこともありました。社長に車に乗れと言われたので乗り、降りろと言われて降り、そのまま車は走り去ったのです。這う這うの体で社に戻ると何事もなかったかのようにただ社長は座っているのです。
実働内容はほぼ全くない。ごくごく簡単なスケジュール管理などしかやることもない。あとはただ座っていて時々気まぐれにストレス解消のためなのかとにかく社長に怒鳴られることだけが仕事といった状態でした。書き出したらきりがありませんが社長秘書という名前の人身御供のようなもんだなと思っていました。
誰のおかげで飯食ってられると思ってるんだと社長に怒鳴られながら、自分の名前だけはせめて名乗りたいと切実に思った日々の苦しさ。社員を守る労務も法律も存在しないようです。ブラック企業というよりブラック部署でした。社長自らのパワハラ。他の社員は同情をしてくれはしましたが誰にもどうにもできるわけがない。あの極限状態を今も忘れられません。
私は明石エリアで労務が崩壊したブラック企業を2社勤務したことがあります。
両社に共通するのは、就業規則が無かったことです。実際には存在すると思いますが、見せてもらうことができませんでした。
それ以外に共通することとしては、人の命に関することに無頓着なことです。
例えば一社目のブラック企業は、残業のさせすぎでうつ病になる人が多かったのですが「うつ病になるのは弱いからだ」とレッテルをはり、みんなの前で注意していました。そして更にうつ病社員を追い詰め、その社員は激やせし、辞めてしまいました。
二社目のブラック企業は、残業のさせすぎで寝る時間を削らせ、心臓麻痺で社員を死なせてしまったことがありました。
遺族に訴えられたのですが
「我々は、体を大事にするように日頃からいってましたし、早く帰るように言ってました。ただ本人がきかなかったんです」
と平気で言ってました。
本当は逆で「終わってないのに帰ることは許さないからな」と常日頃から威圧的な態度で言っていたのです。
このように、自分の目先の利益だけを考えて、社員の命に関することに無頓着な会社はブラック企業に共通すると思います。
私が勤務していたブラック企業はご存知IT系のブラック企業だったのですよね。まあ、IT系の会社ってリリース前にブラック化しやすいですし、IT関連会社といえば何も言っていないのに「ブラック企業でしょ」と思っている人が大半でしょう。「でも、一概にはいえないよ!」とは訂正しますが、けれどまあ、その通りだと私は思ってしまっているのですが。企業として労務に取り組んでいないのですから。
それで、私が勤務していたブラック企業についてですが、レンタルサーバー事業も行なっていましたので、自社サーバーがあるのですよね。ですからインターネットの閲覧などIT環境も自社で組んでいたのです。そしてだからこそ、サーバーに社員の利用履歴を残すなんてことはお手のもので、部長がそれをやっていたのですよね…。まったくいやらしい話です。
会社のパソコンからやばいサイトなんてアクセスしないものですから、べつにネットの利用履歴が見られていても別に何があるというわけではないのですが、しかし気持ち的に嫌じゃないですか。密かにチェックしている輩がいるということが気持ちが悪いというものですよ。
「ブラック企業というのもは、体質まで何かと健全ではないのですね」なんて嫌味のひとつも言って退社すればよかったかなーなんて思っています。
私は以前、明らかにブラック企業と言える過酷な労働環境の会社で、約2年ほど働いていた経験があります。
その会社は、工場の工作機械の組み立てを請け負う、社員数100人に満たない小さな会社だったのですが、何が「ブラック」だったのかと言いますと、その過酷な長時間労働とサービス残業の多さです。
その会社は、元請けの会社から求められる仕事が、どんなに無茶な内容であっても全て鵜呑みにしてしまう会社でした。
そしてその無茶な内容の仕事を、全て社員に丸投げしていました。
当然、そのような仕事の請け方をされれば、「納期がとても間に合わない」「社員のスキルでは熟しきれない」「仕事の量が明らかにキャパシティをオーバーしている」といった事が発生し、必然的に社員の労務が過酷なものとなります。
また、身の丈に合わない仕事ばかりを請け負うため、能率を上げることができない上、会社のイメージが「どんな無茶な要求でも飲む会社」になってしまっているため、無茶な仕事ばかりが回ってきます。
その会社は、そんな「悪循環」に完全に陥っており、社員に無茶な労務を押し付ける事で、無理やりに会社を回していました。
休日出勤や徹夜は当たり前、酷い時には、2日・3日泊まり込みです。
私が働いていた中で一番酷かった時は、少なくとも1週間はかかる工数の労務を、3日間不眠・不休で押し付けられたことがあります。
しかも、恐ろしい事にその会社は、その過酷な労働時間を「社員の自己判断によるもの」として扱っており、残業時間や休日出勤の大半が「サービス残業」になっていました。
つまり、それだけ過酷な労働を強いられても、給料がまともにつかないのです。
傍から見ると、「何故そのような割に合わない過酷な仕事を、2年間も続けていたのか?」と思われるかもしれませんが、あまりに過酷な労働環境に身を置いているため、余裕が無くて他の仕事を探す事さえできなかったのです。
そのため、「次の仕事が決まっていない」という不安感から、思い切って辞める事も出来ない心理状態でした。
今思えば、もっと早い段階で労務専門の弁護士に相談して、思い切って辞めてしまうべきだったと思いますが、当時は「次の仕事が決まっていない」という不安感の方が強く、辞める勇気がありませんでした。
しかし、もしも同じような労働環境に身を置く人がいたら、今の私なら「今すぐ辞めるべきだ!」と、強く言ってあげたいと思います。
そんな会社で働いていても、得られるものは僅かな賃金だけですから・・。